建物基礎の鉄筋の検査に行ってきました!
こんにちは。
向谷地です。
先日、設計監理の一環として、建物性能のうちで最も重要なポイントの一つである基礎の鉄筋配置の検査を行いました。
構造計算にて計画された鉄筋配置の通りに現場が施工されているかを確認することが目的です。
基礎というと皆さん、コンクリートのイメージかと思います。
今回の検査はコンクリートを流し込む前の段階で、後になると見えなくなってしまう箇所でもあるため、入念にチェックします。
ちなみにコンクリートの中に鉄筋が入っているものを「鉄筋コンクリート」と呼びます。
「コンクリートの強度+鉄筋の粘り強さ」により、互いのメリットを活かしつつデメリットを補完しあう関係なのです(^^
さて、チェックすべきポイントはたくさんあります。
例えばべた基礎の床スラブの鉄筋の間隔のチェックが図面通りになっているかチェック。
構造計算により、他より力のかかる部分は上の鉄筋間隔よりも密にして補強しています!
上は20cm間隔なのに対して、下は10cm間隔。
基礎の立ち上がりの間隔もチェック。
性能を担保し、住まい手の安全を確保するために他にもチェックリストにてチェックを行います。
このあとにコンクリートを流し込み、鉄筋は見えなくなってしまいますので、ここでのチェックは本当に大事です!!