コモハウスは省エネ性能、耐震性能など
建物の性能にも力を入れています。
省エネルギー性能 具体的な省エネルギー性能等級は以下の通りです。
- 断熱等性能等級5(UA値<0.6)
又は 6(UA値<0.46) - 一次エネルギー消費量等級6
(一次エネルギー消費量削減量20%以上)
断熱性能を示す数値としてUA値というものがあり、この数値が断熱性能の一つの指標となります。
UA値は間取りや建物規模、窓の数によっても左右されますが、数値だけで見るとコモハウスの家のUA値はほとんどが0.5以下になり、
30坪程度の家の場合は断熱等性能等級は6となるケースが多いです。
しかしながら、こうした数値もとても大事ですが、数値のみではなく、実際に暮らしていく上での快適性を考えて設計をします。
コモハウスでは次の①~④のポイントを押さえることで性能と快適性を追求しております。
1 壁、屋根、基礎の断熱材
壁、屋根はウレタン吹付断熱を採用。
壁105mmの断熱材厚に対し、
屋根は直接太陽からの熱を受けるため、
壁の約2倍の200mm厚にて吹付を行います。
断熱性能に加えて気密性も確保しやすい為、
換気計画の効率化や室内の温度差縮小、
冷暖房の漏気などを防ぎ、快適な暮らしに繋げます。
基礎断熱材も壁とは別の
硬質ウレタン吹付という工法により
熱伝導しにくく気密性を確保しやすい材を
選定することで、床下からの寒さを
防ぐことにつながります。
2
サッシ性能を数値だけでなく
実用的な観点から考える
断熱性能と暮らしの快適性を考えるうえで、
サッシの性能がとても重要となってきます。
断熱材は多少性能数値が低い商品でも充填されていれば、
ある程度の断熱性能を発揮しますが、
住宅の最大の弱点は開口部であるサッシです。
熱の出入りのしやすさや結露はガラスではなく
サッシの枠の部分により決まります。
実際の暮らしの快適性という観点から
アルミ樹脂複合サッシではなく、
オール樹脂サッシ(LOW-E複層ガラス)を
標準仕様としています。
これにより、熱の出入りを大幅に減らし、
結露もほぼ防ぐことができます。
3 太陽を意識した設計
太陽を意識して設計しています。
冬は太陽の力を借りることで
暖房光熱費の削減につなげ、
夏は熱をシャットアウトしたいため
屋根の軒などで日射遮蔽することで、
冷房効率を上げることができます。
間取りや庇などのちょっとした工夫により
年間光熱費を抑えられ、
その結果一次エネルギー削減という
地球環境への配慮がなされます。
4 吹抜という強み
コモハウスの家には吹抜けがあるものが多いです。
吹抜けと聞くと開放感はありそうだけど、
熱が逃げて寒いというイメージをお持ちの方も
多いかもしれません。
インターネットを調べてみても、
そうした声を探すことは難しくありません。
残念ながら寒いとされている住宅は
断熱性能・気密性能がとても低い建物である可能性が
高いと言えます。
上記の断熱材と樹脂サッシにより、
家の断熱性能・気密性能を
一定以上に高めることができれば、
吹抜は弱点ではなく、明るさや開放感を得られかつ、
家全体の温度を一定に保つための
空気の通り道となってくれる為、
ストロングポイントになります。
暖かい空気は上に上がりますが、
空気の通り道といっても、
どんどん暖かい空気が逃げていくということではなく、
家全体を一定の温度に保つために
暖かい空気が効率よく
- 事例)横浜市S様邸の具体的な省エネ性能
-
- UA値=0.42(W/㎡・K) < 0.46
→ 断熱等性能等級6 - 一次エネルギー消費量削減量26% > 20%
→ 一次エネルギー消費量等級6
- UA値=0.42(W/㎡・K) < 0.46
耐震性能 全棟自社にて構造計算(許容応力度計算)
- 全棟耐震等級3
コモハウスは全棟自社にて構造計算(許容応力度計算)を行い、
自分たちで耐震等級3の強度が確保されていることを確認します。
永く住む家の生活の中で、大きな地震が2度、3度来たとしても、耐震性能を発揮できるように、
耐震要素の配置や建材の選定を1棟1棟考えながら設計しております。
- 例)耐力壁は多ければ良いということでもなく、
必要量とバランスのどちらも重要。
- 例)耐力壁となる筋交(すじかい)。
その筋交を固定する金物を通常の金物ではなく、「制振効果」のある金物を選定しています。
繰り返しの地震により金物が破損してしまうと、耐力壁が利かなくなるため、
地震の力を吸収し、筋交への負担を減らすことで何度も性能を発揮できます。- 一般的な筋交金物
- 制振効果のある筋交金物