新築注文住宅案件の現場確認
こんにちは!
コモハウスの向谷地です。
先日、新規注文住宅案件の現場確認に行って参りました。
現場確認や敷地調査はとても重要で、ライフラインや周辺環境、崖などの高低差の有無などを確認することで、建物建築以外の費用が発生する可能性を確認します。
知らずに土地契約してしまうと、あとで思わぬ費用が発生してしまう可能性もあります。
土地探しの際にも、おすすめは「土地契約前にまず設計士に無料相談」をすることです。
不動産屋さんもプロですが、設計士とは目線が異なることも多く、やはり設計の立場で事前に土地を見てもらうことが、失敗を避ける方法の一つかと思います。
さて今回の現場は町田方面の坂の途中の狭小敷地。
まずぱっと見、コンクリートブロック塀が老朽化していて、今にも倒れそうですね、、(^^;
また、敷地自体はほぼフラットでしたが、道路との高低差や隣地との高低差がありました。
これは前述したとおり、注意すべきポイントでしたよね。
高低差の部分には土留めや擁壁が確認できましたが、安全性の確認は取れない為、こうした場合は「危険な崖」として扱い、建物側で安全性を確保できるようにしておく必要があります。
具体的には建物の鉄筋コンクリートの基礎を通常より高くするか、鉄筋コンクリート造の壁を造るなどして、崖崩れが起きた場合に強固な鉄筋コンクリートの壁により防護できるようにすることが求められます。
当然、こうした特殊な対策は費用が伴います。
ただ、そのような土地の場合、相場よりも安価で売りに出されていることが多いのも事実です。
今回の土地もかなり安くなっており、上記のような対策を講じても十分に予算内に納まると想定できます。
購入した後に発覚して失敗する前に、まずは設計士の専門的な目線で現場確認すべきです!
土地探しからの方も是非お気軽にご相談くださいね(^^
向谷地