コンテナハウスの可能性(とグランピング体験(^^♪)
こんにちは。
コモハウスの向谷地です。
弊社は木造の注文住宅をメインとしていますが、以前よりコンテナハウスにとても可能性と魅力を感じておりました!
狭小敷地や狭い道路に面した建築での施工面でのメリットはどの程度だろう??
建築用コンテナであれば、耐震性はとても安定しているのではないか??
断熱材施工すれば、温熱性能も確保できる!?
etc…
色々と気になることがあり、コンテナハウスの建築もとても面白そうだなぁと感じていました。
そして、兼ねてよりチェックしていた静岡県の御殿場にある「藤乃煌(ふじのきらめき)」というグランピング施設にて、面白い使い方をしているコンテナハウスへ宿泊体験して参りました!!
2~3のコンテナを並べて、中央に中庭を設け、左右にそれぞれ寝室、水回りという構成の宿泊スペース。
中庭の入り口には、目を引く木の吊りスライディング扉があり開閉が可能です。
コンテナのアイアンに木目が外観上のアクセントとなっていて、雰囲気◎。
開放すれば、正面に富士山が望める好立地で、こんな贅沢な借景はありませんね(笑)
この日はあいにく雲が多く、全景拝めませんでした。。。富士山見たかったー(T_T)
なお、スライディング木扉を閉じれば、プライベート外部空間に早変わり♪
スライディング開閉扉は大きな敷地での前庭と中庭との関係性の大きなヒントになりました。
なお、水回りと寝室は中庭にてセパレートされていて、屋外を通らずして行き来できません。
一般の住宅なら使いづらいかもしれませんが、グランピングとしてなら、むしろ面白いとも感じます。
そして、雨対策として中庭の上部にはスライド式の幌が格納されていました。
2日目は雨でしたが、幌のおかげで屋外で過ごすこともできました。
雨の溜まり処理はどうしてるのかな??と思ったら、幌自体に傾きが付いていて、窓上の小庇へ流して、サッシ左右へ落とすようになっていました!!
なるほど!きちんと考えられてますね(^^♪
↑雨でも幌をかけて中庭で朝食♪
コンテナという小さな箱を組み合わせて作るコンテナハウスの魅力を再確認でき、さらにさまざまな工夫がこなされた「半屋外空間」を体験できて、とても勉強になりました!!
普段の設計に活かせる考え方も得て大満足の宿泊体験でした(^^
向谷地