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パナソニック様の換気設備工場見学へ行ってきました!

こんにちは、向谷地です。

 

先日、ご縁があってパナソニック様の空調と換気事業を手掛けるパナソニック エコシステムズ株式会社様の愛知県にある春日井工業見学をさせて頂きました。

 

 

換気設備は建物の性能を語る上では欠かせない重要な要素です。

 

↓こちらは換気ファンのモーターの違いによる消費電力の差。

ACモーターとDCモーターという2つのモーターの比較で、商品カタログにもこの2種類のモーターの違いによる商品と金額が提示されているのですが、例えばACモーターの方が2~3,000円ほど安い反面、消費電力はDCモーターを使った商品の方が遥かに低く、当然電気代も安く済みます。

 

↓こちらは第一種換気システム(機械換気)にて外部から新鮮な空気を取り込む際の給気口の外壁側に取り付けるパーツ。

何のためのパーツかというと、虫の進入を防ぐもの。

虫よけネットなどでは防げない虫も、気流を生んで外に排出する仕組みだそうです。

 

これは皆さん欲しがるかも!!

 

今回、生産ラインなどの工場はコロナの都合もあり、見学はできませんでしたが、体感ショールームがあり、換気性能の違いにより、とても大きな差があることに改めて気づかされました!

 

その中でも第一種換気システムの湿度交換機能の重要性を肌で感じてきました。

外気が36度程度の夏の設定にて、冷房25度設定の2つの部屋にて、

①第一種換気システムの熱交換機能のみ

②第一種換気システムの熱交換機能+湿度交換機能

 

という違いを体感してみると、、、

 

室温が同じでも①は湿度60~70%に対して、②は40%程度で体感の涼しさが全く違いました。

同じ室温でも①は不快でした。

これではさらに設定温度を下げたくなってしまいます。

 

第一種換気システムは一般的な換気システムと比べると費用は掛かりますが、効果は絶大だということを改めて認識致しました。

 

次回は気密性・換気システムの違いのよる空気の流れについて、学んできたことをお伝えさせて頂きます!

 

向谷地